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下半身は上半身の6倍、脂肪をためこむ

なぜ下半身ばかり太くなる?」のところで、
人間は、生命維持にあまり影響のない部分の脂肪から
優先して使っていくということを説明しました。

このページでは、そのことに関して専門的な内容で
もう少し掘り下げてみたいと思います。

私たちの体内にある脂肪細胞は、
食事などによって摂取した脂肪を蓄え、
必要に応じて蓄えてあった脂肪を放出しています。

この脂肪の「貯蓄」「放出」という機能は、
脂肪細胞の表面にある「レセプター」という装置が
コントロールしています。

脂肪細胞のドアを開けたり閉めたりして、
脂肪を中に入れたり外に出したりしていると
思えばよいでしょう。

このレセプターには2つの種類があって、
ひとつは脂肪を細胞内にとり込む「アルファ2レセプター」、
(分かりやすく「貯蓄レセプター」と呼ぶようにします)

もうひとつが、脂肪を血液へと放出する「ベータレセプター」、
(分かりやすく「放出レセプター」と呼ぶようにします)

体のどこに脂肪がつくか、どこから落ちるのかは、
実はこの「貯蓄レセプター」と「放出レセプター」が
体にどのように配置されているかによって決まってきます。

ダイエットした時に、落ちるのは上半身の脂肪ばかりで
下半身は全く落ちてくれない。
逆に、ダイエットをやめてリバウンドして脂肪が増える時は、
必ずと言っていいほど下半身から太くなっていくのでは
ないでしょうか。

そして、ダイエットを繰り返せば繰り返すほど、
上半身ばかりが細くなり、下半身はますます太くなっていくという
悲惨な結末が待ち受けています。

なぜ、こんなことが起きるのでしょうか?

既に気づいたかもしれませんが、
女性は、「貯蓄レセプター」が体の他の部分よりも
下半身に多く配置されているようです。

こえだけなら「ふーん、そうなんだ」で終わってしまいそうですが、
さらに、驚く事実があるのです。

ある研究によると、
下半身には、放出レセプター1個につき、貯蓄レセプターが6個
あると言うんです。

この比率は、上半身では真逆で、
貯蓄レセプターは1個しかないのに、放出レセプターは6個だと
いうことです。

つまり、
下半身は上半身の6倍も脂肪をため込みやすく、
上半身の6分の1しか脂肪を落とせないということです。

具体的な例で言えば、
7キロ体重が増えた場合、上半身は1キロしか太らないのに
下半身は6キロ太るということ。

体重が7キロ落ちたとしても、その6キロは上半身で、
下半身は1キロしか落ちていないということになります。

ダイエットとリバウンドを繰り返しているうちに
すっかり体型が変わって、りっぱな下半身デブになっていくのは、
こういう事情があるためなのです。

>>次へ「脂肪が原因で脚が太いタイプの特徴と改善策とは?

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