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セルライトはどのようにして発生する?

セルライトの内部はどんな状態?」のところで説明しましたが、
セルライトの組織内では、
脂肪細胞、線維、線維芽細胞といった器官がマヒし、
本来の役割を果たせなくなっています。

そうした状態は、皮下組織が何かの原因で
ダメージを受けることで引き起こされます。

このページでは、セルライトはどのようにして発生するのか?
そのメカニズムを見て行きましょう。

少し専門的な説明になるので、
あまり興味がない場合は、読み飛ばしても構いません。

ただ、深刻なセルライトに悩まされている場合は、
下半身デブ脱却のヒントがあるかもしれませんので、
時間があるときにでも読んでもらえればと思います。

皮下組織がダメージを受ける要因は主に3つあります。

  • 毛細血管の血液の流れのトラブル
  • 静脈の血液の流れのトラブル
  • リンパの排液機能のトラブル
では、ひとつずつ説明していきます。

1つ目は、毛細血管の血液の流れのトラブルが与える
組織へのダメージです。

酸素と栄養素をたっぷり含んだ血液は、
最終的に毛細血管まで届いて体の組織に放出します。

しかし、毛細血管の正常な流れにトラブルが起きると、
細胞などの代謝に必要な酸素や栄養素が運び込まれず、
細胞などは飢餓状態になります。

酸素や栄養素が届かないばかりか、
老廃物などを排出することができなくなり
そこに停滞してしまいます。

これらによって組織がダメージを受け、
線維芽細胞が健康な線維を作れなくなったり、
脂肪細胞から脂肪の放出ができなくなり、
脂肪細胞はがんじがらめの線維内に閉じ込められたまま
正常な機能を失って行きます。

2つ目が、静脈の血液の流れのトラブルが与える
組織へのダメージです。

静脈というのはご存知のとおり、
動脈によって体の末端の細胞まで酸素と栄養素が届けられた後に、
二酸化炭素や老廃物などのゴミを受け取って心臓に戻る
帰り道のルートです。

この静脈の血流は、ほんのちょっとしたことで
流れが滞りがちになります。

静脈の流れが悪くなると、血液は脚にたまってきます。

(ちなみに、脚に滞っている静脈を上半身に押し上げる役目を
ふくらはぎが担っています。ふくらはぎのポンプ機能については
階段登りで脚は太くならない|むしろ脚痩せには効果的
のページを参照してください)

この状態が続くと、静脈内に有害物質が発生し、
それが原因で血液中の水分が血管から漏れ出します。

血管から水分が漏れだしても、
通常はリンパの排液機能でカバーされるのですが、
量があまりにも多い場合やリンパ系に問題があると
有害物質を含む水分が組織にとどまり、むくみが発生し、
脂肪細胞、線維、線維芽細胞にダメージを与えます。

3つ目が、リンパの排液機能のトラブルが与える
組織へのダメージです。

私たちの体には、血管とは別にリンパ管という
細い管が張り巡らされています。

リンパ管は、組織にたまった余分な水分や老廃物を回収する、
下水道のようなもので、なくてはならない存在です。

リンパ管はとてももろく、こわれたり、つぶれたり、
流れを阻害されやすく、リンパの停滞からむくみも発生します。

リンパの停滞によってリンパ液がジェル状にかたまり、
リンパ液はドロドロ状態でますます流れが悪くなり、
酸素と栄養素の運搬を邪魔し、
脂肪細胞、線維、線維芽細胞にダメージを与えます。

こうして、毛細血管の血液の流れ、静脈の血液の流れ、
リンパの排液機能のそれぞれのトラブルが重なりあい、
セルライトは下半身にドッカリと居座りを決め込むことに
なってしまいます。

>>次へ「セルライト発生の引き金は?

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