むくみの有無の調べ方
12/03

「むくみとは?」のページでは、むくみの概要について
説明しました。
では、この気になるむくみですが、
実際むくんでいるかどうかをどうやって調べるのか?
見た目でなんとなく太ももが太く感じるとか、
ふくらはぎがむくんでいるとか、
そういうあいまいな判断ではなく、
医学的に判断できる簡単な方法があります。
一番わかりやすいのは、足のすねの部分、
よく弁慶の泣き所と言われる部分で見分けられます。
このすねの部分を強く押してみてください。
5~6秒じっと指で押す感じでいいです。
そして、指を離した部分をよく観察してみてください。
離した瞬間は少し赤くなってくぼんでいるはずです。
この赤みやくぼみは問題ありません。
強く押すのですから、当たり前ですね。
問題になるのは、指で押してへこんだところが
一定の時間を経過しても元に戻らないケースです。
普通であれば、10秒もたたないうちに
元の状態に戻ります。
多少の赤みは残るかもしれませんが、
へこみが残ることはまずありません。
でも、10秒くらいしてもなかなかへこみが戻らない場合は、
むくみが発生していると判断できます。
ただ、元に戻るのが遅くても、
それは健康な人のちょっとしたむくみなので
過剰に神経質にならなくても良いですが、
放置しているとセルライトの原因にもなるので
早めにケアはしておいた方がよいですね。
ちなみに、顔のむくみが気になる場合は、
おでこを同じ方法で押して調べてください。
判断の仕方は同じです。
要するに、むくみの有無を確認するには、
すねやおでこなどのように皮膚の下に骨しかない場所で
チェックするのが正確ということです。
お医者さんに診察してもらう時にも、
おでこの部分を押して浮腫を調べるケースが多いですよ。
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